Web制作外注の基本的な流れ
事前準備が終わり、Web制作を外注する際には、主に以下のような流れで進みます。
<選定・契約フェーズ>
- お問い合せ
- ヒアリング
- 企画提案・見積
- 申込・契約
<制作フェーズ>
- 企画・サイト設計
- デザイン制作
- 実装
- 公開・保守・運用
ホームページの作成プロセスは、制作会社の選択や契約を行う「選定・契約フェーズ」と、企画やサイトの設計から公開に至るまでの「制作フェーズ」の2つの段階に区分されます。
これらの各ステップについて、詳しく解説していきます。
選定・契約フェーズ
最初のお問い合せの段階では、プロジェクトに関する疑問や要望を提出します。製作会社には、デザインに特化したところやシステム開発を得意とする企業など、それぞれに特徴があります。各社の得意分野を確認し、気になる数社に見積もりを依頼してみるとよいでしょう。
次のヒアリングはWeb制作の初期段階で最も重要なプロセスのひとつです。この段階では、Web制作の目標、期待するサイトの機能やデザイン、予算などについて明確に制作会社に伝えましょう。ヒアリングのうえ、納得できる制作会社を選定できたら、最後に申込をします。
制作フェーズ
企画・サイト設計段階では、サイトの構造やページのレイアウトを検討し、ユーザビリティを高めるための設計を行います。
デザイン制作の段階では、Webサイトのビジュアル面が形作ります。サイトのレイアウト、色彩、フォントなどの基本的なデザイン要素を決定しましょう。制作会社にフィードバックを行いながら、デザインを繰り返し改善し、最終的なデザインを完成させます。
実装フェーズでは、デザインを実際のWebサイトとして機能させるためのコーディング作業が行われます。HTML、CSS、JavaScriptなどの言語を使用して、デザインカンプを基にページのレイアウトや動作を実現します。
そしてWebサイトの公開後は、保守・運用が重要です。これには、定期的なコンテンツの更新、セキュリティパッチの適用、バックアップの取得などが含まれます。また、ユーザーからのフィードバックを受けて、サイトの改善を継続的に行うことも大切です。サイトのアクセス解析を行い、訪問者の行動を分析することで、よりユーザーフレンドリーなサイトにしていきましょう。
Web制作に必要な納期
Web制作における納期は、プロジェクトの規模や複雑さによって大きく異なります。一般的に、シンプルなWebサイトであれば1〜2ヶ月程度、大規模で複雑なWebサイトの場合は3〜6ヶ月以上の納期が必要となることがあります。
制作会社との連携や承認プロセスにも時間がかかることを考慮し、余裕を持った納期設定が大切です。適切な納期管理により、高品質なWebサイトを実現できるでしょう。