初めてWeb制作を行う場合、どのくらいの金額がかかるのかは気になるのではないでしょうか。ここでは、サイトの規模ごとに相場感を解説します。
LP(ランディングページ)
ランディングページは、通常1ページのみで構築されるため、制作コストを低く抑えられます。ページの品質や機能性に応じて価格は異なりますが、概ね5万円からの制作が可能です。
小規模サイト(個人事業主・中小企業向け)
小規模サイトとは、トップページや会社概要、製品やサービスの紹介など、基本的なコンテンツのみで成り立っているサイトのことを言います。シンプルなデザインで10ページ程度の場合、30万円〜50万円が目安です。
店舗向けサイト
レストラン、エステサロン、美容院などの店舗を紹介するWebサイトを作る際には、制作費だけでなく、店舗やメニューの写真撮影にかかる費用も念頭に置く必要があります。写真をメインにした10〜15ページのサイト制作では、費用は約40万円から見積もるとよいでしょう。
中規模サイト(中小企業向け)
中規模のWebサイトでは、企業情報の基本的な内容に加え、ニュースリリースやブログのような更新機能があります。情報量が増加することを考慮し、約30ページ程度のサイトを想定した場合、制作にかかる費用は60万円を超えることが一般的です。
大規模サイト(中堅・大企業向け)
大型Webサイトでは、中型サイトの内容に加え、会員登録や予約システムなどの複雑な機能が必要になります。ブランドサイトなど60ページを超える場合、制作には500万円以上の費用が一般的です。
ページ数が増えると、それに伴い検証や修正の作業も多くなり、制作コストが高くなります。大規模サイトでは、システム開発、SEO、セキュリティの強化など、多岐にわたる追加費用が発生するため、CMSの活用などにより運用コストを低減する工夫が求められます。