広告の種類

リスティング広告

リスティング広告は、検索エンジンでユーザーが検索したキーワードに併せて表示される広告です。

検索結果の上部に「広告」や「スポンサー」などの文言が添えられて固定表示される広告として知られ、別名では検索連動型広告とも呼ばれています。

キーワードに対して入札できるため訴求率が高く、購買意欲の高いユーザーに配信できる他、低予算で開始できるなどの魅力があります。SEO対策で上位表示を目指すよりも即効性と柔軟性に優れているのが特徴です。

一方で、特定のキーワードに対して訴求するため潜在層へのアプローチには不向きな他、ディスプレイ広告などと比べてビジュアル面で訴求しにくいのが問題と言えるでしょう。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、インターネット上にあるメディアの広告枠に表示される広告です。

大手の検索エンジンとして知られる「YAHOO!JAPAN」などでは右上に表示される広告として知られ、ターゲットの目に留まる可能性が高い広告とされています。

訴求できる内容が豊富なだけでなく、潜在顧客へアプローチできたり、商品をブランディングできたりとメリットも多いです。また、リターゲティングが可能であるため、ターゲット層に併せて柔軟に対応できます。

一方で、リスティング広告など他の広告と比べてコンバージョンにつながりにくいとされている他、改善すべき箇所がわかりにくいというデメリットもあると言えるでしょう。

リターゲティング広告

リターゲティング広告は、Webサイトを過去に訪問したユーザーに対して追跡して広告を配信する方法を指します。

ターゲティング効果が高いため、狙ったユーザーにリーチできるだけでなく、見込み顧客に再度アプローチを行えるのも魅力です。ピンポイントで追跡できるため、費用対効果が高く、単純接触効果も狙えるでしょう。

追跡してアプローチできるため、検討期間が長くなるような商材にも最適です。ただし、潜在層へのアプローチには不向きである他、何度も同じ広告が出るとユーザーからマイナスイメージを持たれてしまう可能性もあります。

シンプルに運用に専門的な技術や知識が必要な点にも注意が必要となるでしょう。

 

動画広告

動画広告は、YouTubeやTikTokなどの動画を主軸としたメディアで流れる広告です。

静止画と比べて動画で訴求できるため、伝えたいことが明確に伝わる他、より多くの情報量を盛り込んだ広告として配信できます。興味のない人の目にも止まりやすく、効果検証しやすいのも魅力といえるでしょう。

ただし、テレビCMなどと同様に動画のクオリティが求められる他、製作に時間がかかるなどハードルが高いのも特徴です。

SNS広告

SNS広告は、FacebookやX(旧Titter)、InstagramなどのSNS上に表示される広告です。

フィードと呼ばれるタイムラインに差し込むような形で挿入されるため、不特定多数の方にリーチできるのが特徴となっています。

何気なくタップしやすい位置に配置することで、潜在的なターゲット層にもアプローチできるでしょう。日本人が連絡手段として使用しているLINEにも掲載可能となっているため、より多くの方に見てもらえるチャンスがあるかもしれません。

 

TOP